トピックス

2月理事会 理事長あいさつ

2018.2.28

先月の御理事会では、皆さんに名護市長選挙の応援カンパをお願いし、25000円を集めることができ、無事に沖縄民医連を経由して選挙本部に届けることができました。
ありがとうございました。
いずれにしましても、その結果は御存じの通りで、当初は気持ちが沈みましたが、住民の6-7割近くが新基地建設に反対の思いを抱えながらああした選択をしたという複雑な心情を察することが大切に思います。いずれにしても、美しい海を壊して新基地を作ることが沖縄の発展と県民の幸せにつながるはずはないと確信します。この重大な選挙について、「名護に県外の人が沢山やってきて」とか「市民のことは市民が決める」という現地の人の声もありました。しかし、辺野古へ米軍の新基地を作るという事は私たちの税金を投入して作るという事であり、日米軍事同盟の強化という側面もありますから、税金を戦争のために使うのは反対、国防に関わる米軍基地問題は国民全体の問題という考えもあるはずです。(補遺:原発の再稼働でも、民意は立地自治体だけに問われていますが、福島第1原発のような事故が起これば、国民全体に及ぶ被害が出ます。基地問題は原発問題と同様、国民全体で考えるべき問題と思います。)こうした状況ではありますが、がっかりしている時ではなく、「あきらめない」という現地の人たちの言葉が沖縄だけでなく、日本の将来につながる言葉なのかもしれません。
これからも沖縄の人たちに心を寄せて、この横浜でも沖縄の基地問題について考え、頑張る事にいたしましょう。