この度の定期評議員会は、選考委員会の答申に基づいて、今後４年間任期に責任を持つ新たな評議員会メンバーを選任すること、その新たな評議員会メンバーによって、当法人理事会を今後2年間牽引する役員を新たに選任するという評議員会固有の重要な役目があります。どうかよろしくお願いします。
また、報告事項になりますが、2019年度の決算と事業報告、2020年度の事業計画・予算計画の説明がありますので、ご理解をお願いします。
さて、新型コロナウイルス感染症の第1波はようやく終わりつつあるように見受けられますが、感染症の第2波の前に押し寄せつつあるのが医療経営の急速な悪化です。当日資料の県内病院の経営実態調査にあるように、一般外来患者の受診控えや入院・検査・健診の延期による深刻な経営悪化で、資金ショートを危惧する医療機関が続出しています。昨年度の事業・決算報告で、当法人の経営困難についても詳しく説明がされますが、2020年度は第6次長期計画の出だしに新型コロナの大きな波が重なって、正に正念場の年です。この点でも、皆様のご理解とご協力をお願いする次第です。
